【観葉植物】フィカス・アルテシマに最適なハイポネックスの肥料を選ぶ

現在の状態 観葉植物

肥料検討の目的

我が家には観葉植物がいくつかあります。

そのうちの一つ、ゴムの木の一種であるフィカス・アルテシマを太く育てたいと思い
肥料を使用することを検討しました。

現在の状態はこちら

現在の状態

ひょろひょろと長く伸びてしまっていたので、半分くらいで剪定し、
葉もほとんど落としてしまいました。

所々芽が出始めています。

芽

また、剪定した上半分を土にさして1,2週間経ちますが、根が出ていないのか元気が出ません。

子

芽が出始めたフィカスアルテシマを太くするため、また、土に挿した子どもを元気にするための肥料を検討したいと思います。

植物の成長に必要な3大成分

最適な肥料を選択するには、植物の成長にどのような成分が必要かを知る必要があります。

調べたところ、

  • 窒素
  • リン酸
  • カリウム(カリ)

が植物の成長に特に重要であることがわかりました。

窒素

窒素は、植物の体を作る「タンパク質」や、光合成に必要な「葉緑素」の構成要素です。

葉や茎を大きく育てるために必要な成分です。

リン酸

リンは、遺伝情報の伝達やタンパク質の合成を行う「核酸」の構成要素です。

開花や結実に必要な成分です。

カリウム(カリ)

カリウムは、植物体内でカリウムイオンとなり、存在します。

タンパク質や炭水化物の伝達、蓄積を促進する酵素です。

植物全体に、成長に必要な物質を伝達させるために必要な成分です。

肥料の種類

肥料には、肥料の形と成分によって

  • 有機肥料か化学肥料か
  • 液体肥料か固形肥料

に分けられます。

有機肥料

有機肥料は有機物(骨粉やふんなど)から作られています。

土と混ぜることで、土の中にいる微生物が有機物を分解、発酵させることで、栄養が発生します。
そのため、効果はすぐには出ませんが、長続きします。
また、有機物であるため、匂いがあったり虫が寄ってきたりするそうです。

室内に置く観葉植物であるため、今回有機肥料は使わないことにします。

化学肥料

化学肥料は合成した化学物質や鉱物などを利用して作られています。

それそのものが栄養分となるため、即効性に優れています。
また、匂いや虫の発生もありません。

液体肥料

文字通り状態が液体である肥料です。

水やりの際に水で薄めて使用します。
植物が根からすぐに吸収できるため、即効性に優れています。

固形肥料

状態が固形である肥料です。
タブレット状や粉末状、粒状などがあります。
土に埋めるものや、土の上に置くものがあります。

水やりのたびに少しずつ成分が溶け出し、植物が吸収するため、緩効性があります。

観葉植物に最適な肥料をハイポネックス製品から選ぶ

肥料を探していると膨大な数がヒットし、どれを選べば良いか全くわかりませんでした。
なので、一番有名そうな「ハイポネックス」の肥料から観葉植物に合いそうなものをいくつかピックアップし、それらの情報をまとめてみました。

ピックアップしたものは以下の通り。

  1. ハイポネックス原液
  2. 微粉ハイポネックス
  3. マグァンプK
  4. 専用液肥-観葉植物
  5. プロミック観葉植物用
  6. 錠剤肥料-観葉植物用
  7. BotaNice置くだけ!カンタン錠剤肥料

今回肥料を選ぶ目的は、

  • 剪定後のフィカス・アルテシマを太く成長させること
  • 挿木をした後根が出ず?元気のないフィカス・アルテシマを回復させること

これらを念頭に置いて、各肥料の情報をまとめていきます。
(3大成分の比率、商品説明を見てのコメントを記載しています。)

1.ハイポネックス原液

3大成分の比率
窒素(N):リン酸(P):カリウム(K)=6:10:5

3大成分以外の栄養素もバランス良く配合されている。
リン酸の割合が多いので、花を咲かせる植物に向いている。

2.微粉ハイポネックス

3大成分の比率
N:P:K=6.5:6:19

カリウムの比率が非常に高い。
弱っている植物でも栄養を伝達しやすくなる。

3.マグァンプK

3大成分の比率
N:P:K=6:40:6

リン酸の比率が非常に高い。
花が咲きやすくなる。
植え替え時に土に埋めるタイプで、最長1年効果が持続する。

4.プロミック観葉植物用

3大成分の比率
N:P:K=10:8:8

窒素の比率が少し多めなので、
葉や茎が大きくなりやすい。
固形タイプであり、効果が2ヶ月持続する。液肥と併用可能との記載あり。

5.錠剤肥料-観葉植物用

3大成分の比率
N:P:K=10:8:8

窒素の比率が少し多めなので、
葉や茎が大きくなりやすい。
固形タイプであり、効果が1ヶ月持続する。

6.BotaNice置くだけ!カンタン錠剤肥料

3大成分の比率
N:P:K=9:8:8

窒素の比率が若干多めなので、
葉や茎が少し大きくなりやすい。
固形タイプであり、効果が1ヶ月持続する。

7.専用液肥-観葉植物用(Top Quality)

3大成分の比率
N:P:K=7:4:4

窒素の比率がかなり多いので、
葉や茎が大きくなりやすい。

今回選んだ肥料は?

2.微粉ハイポネックス

4.プロミック観葉植物用

7.専用液肥-観葉植物用(Top Quality)

上記三つを選択しました。

改めて、今回肥料を選ぶ目的は、

  • 剪定後のフィカス・アルテシマを太く成長させること
  • 挿木をした後根が出ず?元気のないフィカス・アルテシマを回復させること

太く成長させるためには窒素の比率が高い肥料が必要であるため、
7.専用液肥-観葉植物用(Top Quality)を選択しました。
また、常時栄養を与えるため、液体肥料と併用可能であった
4.プロミック観葉植物用も選択しました。

元気のない植物を回復させるためには、カリウムが必要であるため、
2.微粉ハイポネックスを選択しました。

肥料の与え方

下記のルールで肥料を与えていきたいと思います。

剪定後のフィカス・アルテシマ

プロミックを鉢ぎりぎりの土の上に置き、
週に一回500倍に薄めた専用液肥-観葉植物用を与えます。
専用液肥-観葉植物用は最低気温が13度になったら与えるのをやめます。

挿木のフィカス・アルテシマ

週に一回500倍に薄めた微粉ハイポネックスを与えます。
元気が出次第、プロミックを追加します。
微粉ハイポネックスは、最低気温が13度になったら与えるのをやめます。

数ヶ月後に効果の程を投稿したいと思います。

元気になってくれたら嬉しい・・・

なお、あんちゃんは・・・

眠い

気持ちよさそうに寝ていました。

タイトルとURLをコピーしました