【レザークラフト】一枚革でギターストラップを作成。

ギターにつけたらこんな感じ レザークラフト

一枚革のギターストラップを作成しました!

ギターにつけたらこんな感じ

今回はタンロー仕上げという、色のついていないヌメ革でギターストラップを作成しました。

ニートフットオイルを塗って仕上げました。

丈夫で長く使えそうで、エイジングも楽しみなものが完成しました。

作成の背景

ギターのレッスンを受けているのですが、その際に足を組まずに左足でリズムを取ろうと言われました。

リズムは取りたいのですが、足を組まないとギターが低すぎるので、ストラップを使用することに決めました。

布のストラップは持っていたのですが、あまりかっこよくないので新しく一枚革で作成することにしました。

材料

・タンロー仕上げのベルト革(レース革)

・ニートフットオイル

材料はこの二つのみです。

作成開始!

まずは、手持ちのストラップと長さを合わせて切ります。

長さを揃えて切ります

革の両側の適当な位置に、ストラップピン用の穴を開けます。

適当な位置に穴を開けます

ストラップピンのネジで固定するため、
ギターストラップにしては小さめの穴(15号)を開けました。

ネジで固定しています。
上の写真のように、ネジで固定するためです。

(4年後に追記)
ネジで固定すると、つけ外しが非常にめんどくさいので、ロックピンを使う必要があります。

ステージで暴れ回ったりしないのにロックピンをわざわざ買うのは勿体無いので、
ちゃんと穴を広げてスリットもつけるのがおすすめです。

ただ、これだけでは少し不安なので、ストラップロックをつけています。

端が四角いままだとっカッコ悪いので、適当な形に切ります。

適当な形に切ります
グランツのカッターナイフはよく切れるのでおすすめです。

(4年後に追記)
上の画像だと適当すぎてまだカッコ悪いです。
剣先抜きというツールを使うと、かなりカッコよくなります。
腰ベルト用のツールです。

特に精密に図らず、目でこの辺かなと適当に剣先抜きを使いましたが、十分かっこいいと思います。

なお、グランツのカッターは最高です。なんでも切れる気がします。
もし無くしたり壊れたりしたらその日にまた買います。

床面の処理をします。

トコノールを使用します
トコノールを使用します

ヘラで磨いていきます。

床面処理
クラフト社のヘラ付きヘリ磨きは床面処理もこば処理もできて便利です。

銀面にオイルを塗っていきます。

(4年後に追記)
オイルは必須ではないです。
タンローなのでオイルを入れて色を濃くしたいとか、革がかなりカサついているとかであれば使ったらいいです。

オイルを筆で塗ります
クラフト社のニートフットオイルです。

100均の化繊筆で塗りにくいですが、塗っていきます。

ムラができますが、あまり気にせず塗ります。

塗りにくい

塗り終わるとこんな感じです。

ムラになっています

時間が経ったり使たりしているうちに馴染んできます。

コバを磨きます。

まずはヘリを落とします。床面側も同様に落とします。

ヘリおとし

コバに少量の水をつけて、やすりがけをします。

水で濡らしてから
水で濡らしてから
やすりをかけます
やすりをかけます。洗って使えるこば磨き用のやすりです。

先ほども使用したトコノールをコバに塗り、こば磨きで磨きます。

こば磨き

(4年後追記)
コバ磨きはこのヘラ付きヘリ磨きがあると一瞬で終わります。
ちょっと擦るとコバがツルツルになります。おすすめです。

完成!

ギターにつけたらこんな感じ
オイルのムラは時間と共に消えていってしまうようです。

一枚革のストラップが完成しました。

ナチュラルな色がギターにピッタリで大満足です。

頑丈ですし、今後のエイジングも楽しみです。

(4年後追記)
エイジングが進み、かなり濃い飴色になっています。(下の写真より実際はかなり濃い色をしています。)
この革は分厚くて硬かったのですが、今はすっかり馴染んで柔軟になっています。
革は使い込むと変化するのがいいですよね〜〜

今はこのギターをスタンダードジャズを引く際に使っています。とてもいい音です!
いい子にしてたね

作業を見守ってくれていました。

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